前回の記事で食べた麻婆茄子がいまいちだったので、
もっとちゃんとうまい麻婆茄子あるやろ~~~と思い、麻婆茄子リベンジ。
本日の麻婆茄子はこちら!
醤の旨さと花椒のしびれ 麻婆茄子
238円(税込257円)
製造者:フジフーズ株式会社
(2023年6月11日セブンイレブンで購入)
結論。。。
コスパ普通
メーカーにとっても消費者にとってもいいバランスの価格。
商品解説
ごろっとした茄子が6個に、この油のしずる感がいいですね~
ボリューム感はそんなに感じませんが、見た目がおいしそうです。
では早速いただきます。
うん、たれの味付けが本格的。
醤のうまみがしっかりありますし、花椒のしびれもいい感じです。
加工でんぷんが少ないから食感がぼってとしてない。
こういう商品のたれを作るときに加工でんぷん入れると乳化しちゃうから油浮きもこんなよくない。
前回の記事でレビューしたこちらの麻婆茄子は加工でんぷんを入れて油もたれもしっかり混ぜ合わせていて、たれと油が乳化しているため濁った感じになり、こんな見た目(画像左参照)になります。
今回の麻婆茄子と比べると透き通った油がほぼないですね。
その代わり、粘性が上がるので、タレ全体がトレーの底に溜まらずに、ボリューム感を演出できます。
今回の麻婆茄子はもしかしたら油を後がけにしてるかも。
たれと油を乳化させないということは一つの充填機で充填するのは難しいです。
イメージとしてはこんな感じ。
たれと油では油の方が軽いから上に浮いちゃって、先に充填したものには油が入らず、後に充填したものが油だらけになってしまします。
なので、本品はこんな感じの充填なのかな~と推察します。
茄子は普通に中国から仕入れてる揚げ茄子だと思います。
たぶん、茄子、油、たれの順で機械で充填かな?
粘度が低いから茄子の上にたれがとどまらずに、開けた瞬間なすが見えておいしそうですね。
ただ、粘度が低いせいでトレー全体に広がっちゃうからちょっとすかすかに見えちゃいますね。
茄子のサイズをもう少し小さくしてもう1個茄子増やすといいのかな?
大きい茄子だと、表示容量に合わせることが難しく、どうしても多く入れすぎてしまい、メーカーとしてはコストがかかります。
また大きい茄子をいっぱい入れるとフィルムに茄子があたって上面が平らにならず、フタのシールがうまく密着しないというリスクもあります。
最初に書きましたが、醤のうまみがしっかりしてて本格的な中華を感じます。
この味はレトルト食品では難しいだろうな~。
レトルト食品は常温で長期保存できるメリットがありますが、120℃以上の高温高圧で処理されることから、味や食感が劣化してしまうというデメリットもあります。
冷凍食品は冷凍保存をしなくてはいけませんが、長期保存が可能であり、さらにレトルト食品よりも味や食感を損なわないため、本品のようなメリハリのあるシャープな味を出せるんですね。
原価計算してみましたが、この価格ならメーカーは利益出せますし、この味なら消費者にも満足感を与えられるのではないでしょうか。
まとめ
コスパは良くも悪くもないですね。
消費者に十分な満足感を与えた上でメーカーがほどよく利益をとっていけるバランスの良い価格だと思います。
本格的な茄子の中華料理が食べたい時におすすめの商品でした。
こんな本格的に味が作れるのは冷凍食品ならではですね。
(自分の個人的な好みですが、コンビニで冷凍食品買うなら、とりあえずセブンで買っとけば間違いないと思っています)
ごちそうさまでした。
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