【冷凍食品レビュー】セブンイレブン：韓国風甘辛ソースをからめたチーズヤンニョムチキン

本日の晩酌のお供はこちら。

韓国風甘辛ソースをからめたチーズヤンニョムチキン
408円（税込み）
製造者：フジフーズ㈱
（2022年11月27日セブンイレブンで購入）

結論。。。

おいしいけど、お得な商品ではない

商品解説

600wで1分40秒は加熱時間少なすぎない？？
こんなんで本当にあったまるのかなぁ

．．．チンッ（温め終了の音）

どれどれ、（チーズをつまんで口にあてる）
うん、冷たい
この加熱時間だとそうだよね。
加熱しすぎると多分ソースが焦げるんだよ。
冷凍食品はだいたい表示に「加熱後冷たい場合は10秒ずつ追加加熱してください」って書いてあるので、冷たければ10秒追加加熱しましょう。

今回はいったんこのまま食べてみますね。
まず、蓋を開けた瞬間主張するこのチーズのかたまり。
ぼとぼと切れますね。（加熱不足ですね笑）

チーズのみで食べてみましょう。

うーん、ざらつきますね。
加工でんぷんが入っているとざらついた食感になります。

チーズの解説

チーズと言われるものには大まかに３つの種類があります。

①ナチュラルチーズ：乳を固めて作るもの。
②プロセスチーズ：ナチュラルチーズを砕いて溶かして再形成して作るもの。
③チーズフード：ナチュラルチーズまたはプロセスチーズを砕いて溶かして、さらに他の乳等を主要原料とする食品を加えたもの。

おそらく本品は、ナチュラルチーズと乳等を主要原料とする食品を自社で混ぜ合わせてチーズソースを作っていると思います。

ちなみに、食品表示の豆知識ですが、
本品の商品名は「チーズヤンニョムチキン」です。
「チーズ」って書いてあるからには必ずチーズを入れなくてはいけません。
乳等を主原料とする食品でチーズっぽく作ったものも世の中にはありますが、そういうチーズっぽい食品はチーズを名乗ってはいけないので、使用する場合は商品名が「チーズ風ヤンニョムチキン」になります。

話は戻って、本品の解説

僕的にはこのチーズはいまいちですね。
モッツァレラベースのプロセスチーズを入れたらもっと伸びるんだろうなぁ。
（すでにモッツァレラベースのプロセスチーズが入っているのでしたら、もっと割合増やしたらいいかも）
まぁコストとの兼ね合いがあるから、仕方ないんですかね。
最近チーズの価格高いですし。

ちゃんとおいしくいただきたいので、さらに10秒追加で加熱しました。
そしたらチーズがとろけましたね。
そんなに伸びないけど、ざらつきはちょっと緩和されたかも。
（写真とるの忘れちゃったので、そのうち追加しますね）

チキンの方も食べてみましょう。
すごいシナモンの風味する。僕、シナモン大好きなので、これはかなり僕好みですね。
本品は唐揚げを仕入れて、ヤンニョムソースをあえて、チーズをトッピングした商品になります。
おそらくですけど、この唐揚げは海外から仕入れたものだと思います。
肉は鶏もも肉の切り身ですね。
重量はかると、チーズ17g、ヤンニョムチキンが111gでした。
ヤンニョムチキンの重量111gのうち、タレは20gくらいかなぁ。
表示重量が115gに対して、実測重量は合計128gになります。
消費者にとっては多めに入ってることで得した気分になりますよね。
メーカーにとっては表示重量より多く入れた分損になりますが。

僕の予想だと、唐揚げをボールとかの中に入れて、タレを混ぜ合わせてます。混ぜ合わせるのはパートさんが手でやっているかもしれません。
そして手作業でトレーにヤンニョムチキンを入れていきます。
こういうタレの絡んだ唐揚げを機械でトレーに充填しようとすると、機械に唐揚げがくっついちゃって難しい。

ざっくり原価計算しますと、本品はけっこうメーカーが利益とりにきてますね。
一般的な加工食品のお惣菜でメーカーが得られる利益はだいたい商品価格の5%ほどですが、本品はもっと利益とれてますね。僕の予想だと15%くらい利益とってそう。
（為替が乱高下していて正確にはわからないけど）（円安とかの影響で原価かわってくるので）

コスパで言うと、
【冷凍】　日本水産　ヤンニョムチキン　280ｇ　（本体価格   398円）
↑これにピザ用シュレッドチーズかけたほうがコスパいいな。

まとめ

原材料的なコスパはよくないが、タレが本格的なヤンニョムでおいしい。
本品の価値はタレにある。

原材料的な観点ではなく、手軽に本格的なヤンニョムチキンが食べられると思えば、悪くないのかもしれません。
ただのヤンニョムチキンではなく、チーズヤンニョムチキンが食べたいのなら、ヤンニョムチキンの冷凍食品に、別に買ったピザ用シュレッドチーズまたはとろけるチーズをかける方がお得ですね。

ごちそうさまでした。