本日の晩酌は、こちら。
こだわり2種のホルモン使用牛塩ホルモン炒め
429円(税込み)
製造者:プレミアムキッチン㈱
(2022年11月27日セブンイレブンで購入)
結論。。。
コスパ悪い
(安くておいしいものという点で評価すると)(詳細は下記解説をご覧ください)
商品解説
早速いただきま~~す
これ、トッピングが区分に別れてるのわかります?
真ん中にキャベツ、キャベツを挟んで左右でそれぞれ部位の違うホルモンがトッピングされています。
おそらく、手作業でそれぞれの具材をトレーに入れていると思われます。これはつくるの面倒そう。
キャベツ
にんにくの芽
鷹の爪
刻みニンニク
2種(部位)のホルモン
いろんな具材の入った商品ですね。
具材が多いとその分手間がかかるので、人件費が高くつきます。
たぶん5人くらい使って人の手でトレーへ具材を入れてると思われます。
原材料の処理について
キャベツに炒めた跡を認められますね。
表示にある植物油で炒めてるのでしょう。
キャベツはホルモンとは別に加熱してます。手間がかかってますね。
見た目に反して肉は少なめですね。
肉よりもキャベツの方が原材料費が安いので、消費者的には安い原料で量増ししているように見えるかもしれませんが、ホルモン焼きにキャベツが増えるだけで、その分の前処理やトッピングの手間とコストが増えるので、手のかかった商品と言えます。
ホルモンは臭くないしおいしい。
表示を見ると、牛小腸と牛シマチョウを使用しています。
たぶん、小腸とシマチョウを別々にそれぞれ調味液で炒めてますね。
ホルモンはまず重曹と加工でんぷんで漬け込み、その後、液体調味料と炒めてます。
そして冷却します。
なんでホルモンを炒めているかわかるかというと、商品名が「牛塩ホルモン炒め」だからです。食品は商品名には忠実にしなくてはいけません。いろいろな細かいルールが食品表示法で定められています。
ただ、炒めすぎると歩留まりが良くないので、そんなにがっつり炒めてはないと思います。
3素材(小腸、シマチョウ、キャベツ)を別々に加工し、それぞれ冷却してから別々にトッピングしてる、と思います。
あ、にんにくの芽は炒めてないですね。
コストについて
ホルモン2種とキャベツで3人の手がかかります。
ベルトコンベアで流れていくトレーの横に人が並んでて、1人につき1食材を担当してトッピングしていく感じかな。
その他の素材も手でトッピングしてると思います。
刻みニンニクが上にトッピングされていたから、他の具材と混ぜ合わせたわけではないですね。
つまり、労務費、加工費にコストをかけた商品だと推察します。
表示によると、牛小腸と牛シマチョウがふたつ併せて42%(仕込み時)入ってるのがわかります。
つまり内容量のほとんどがキャベツになります。
ホルモンの処理の仕方もろもろ考えても、おそらく労務費経費がかなりかかっていると思う。
以前紹介した牛ホルモン焼はホルモンしか入っていませんでした。つまり、トレーに具材をトッピングする人は1人で十分です。
本品は5種(ホルモン2種、キャベツ、にんにくの芽、刻みニンニク)の具材が入っているので、その5倍の人件費がかかっています。
なので、ホルモンをがっつり食べたい人にはお勧めできませんね~~~。
うまいホルモンをがっつり食べたい人にとっては、原材料ベースで考えると割高な商品になります。
ホルモン以外にも、野菜も一緒に食べたいって人にとっては簡便で良い商品なのかもしれません。
その他
味は、自分的にはにんにくが強いと感じます。
臭くないのは、原料の品質が良いからですね。
また、内容量を計測しました。
肉31g、キャベツ46g、にんにくの芽4g、その他残渣17g
合計98g 表示重量105g
肉は仕込み時42%入っていても、レンジで温めた後は脂が溶け出すので重量が減ります。
実測値で計算しますと肉の占める割合は内容量の30%ほどですね。
(肉割合:31g÷98g×100=31.6%)
てか、表示重量の105g満たしてないし笑
ロットの始めとかで重量チェッカー素通りしたのか???
まとめ
コスパ悪い
味は悪くないのですが、それにしても割高に感じます。
安い原材料を入れるほど安い商品になるわけではありません。
具材が増える分、各々の具材の処理等にコストがかかります。
原材料費より労務費にコストがかかってるから、具材の種類が増えるほど高い商品になります。
今回、かかるコストの面で、コスパが悪いと評価しましたが、
冷凍食品の良さは調理が簡便であることです。
コストだけ考えたら、おいしい冷凍ホルモンに自分で刻んだキャベツ加えて炒めた方が安上りです。
しかし、その手間や時間をお金で買っていると思えば、この値段にも納得がいくのではないでしょうか。
安くておいしいものを求めてる人にはおすすめしないです。
ごちそうさまでした。
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